停電に弱いオール電化

原発事故、電力問題で話題になっているのがオール電化
どこかでおもしろい記事を読んだ。
その一 太陽電池
これは新聞テレビでも散見された。
停電でも太陽電池で…、は無理。
太陽電池は家の電源につながっていないと聞く。
発電した電気は全て電力会社がお買い上げ。
発電量と使用料の明細が請求書に書いてあるだけらしい。
停電の時は無駄に発電していることになる。
もうひとつのポイントは大した電力ではないこと。
最大発電量は1kWとか書いてあってもその電力が安定して得られるわけではない。
ちょっとでも雲がかかればダウンである。
そんな不安定な電力を家庭では使えないね。
その二 燃料電池
これこそ自家発電と私も思っていた。
ポイントは水素の調達方法。
ボンベで調達するならいいのだろうが家庭用はちがう。
都市ガスを電気分解して水素ガスを得るそうだ。
つまりこの時点で電気がなければアウトである。
さらに、震災ではガスの供給が一番危ういので実際は全く役に立たない。
少なくとも停電すれば燃料電池は止まる。
その三 結論
なんだか夢のエネルギーのようなふれこみだったが、電力ありきの産物。
原発ありきのシステムなのであった。
それでも被災地ではガスの供給が一番遅れるそうなのでオール電化のおうちが
先にお風呂に入れるそうだ。
そう考えると電気はやはりとても大切なエネルギーなのだね。
大切に使いましょう。