今日の鉄道写真、津軽鉄道その二


青森旅行のレポートもいよいよ佳境に入ってきた。
今回の旅行のメインである津軽鉄道乗り鉄の旅。
本来なら全線走破といきたいところだが、五能線や新幹線の都合もあるし
万一、天候が急変して予定列車が遅れたら目も当てられない。
というわけで乗り鉄とはいってもかなり手前で折り返す計画を立てた。
本来は金木あたりで折り返すのが妥当と思われがちだが、甘い。
金木のような比較的大きい駅では上下線の入れ替えがあるので
上り線に飛び乗るような折り返しになる。
これはローカル線にあるまじき行為。
ローカル線はゆっくりした時間が流れなければならない。
そこで手前の駅で降りて、金木ですれ違う上り列車を待つこととした。
五所川原から乗ってきた列車が出て行くと駅は静寂に包まれる。
近くには道路もあってクルマも通るのだろうが雪が音を吸収してしまう。
15分ぐらい待つと上り列車、それもストーブ列車が来る。
あれ、機関車じゃねえぞ!!!
ファインダーに現れたのは見慣れた黄色いディーゼル客車である。
ホームに止まるとようやく理解した。
ディーゼル客車の後ろにストーブ列車の客車が併結していた。
乗ろうとすると車掌が「満席ですがいいですか」と聞く。
連休だけあって混んでいるのだ。
というわけで、乗りたいと希望した嫁さんはストーブ列車に、
私は普通のディーゼル車に分乗。
ちなみにストーブ列車の乗車は正規の運賃に300円が必要である。
また、津軽フリーパスはストーブ列車には適用されないので
運賃と300円を支払うことになるので注意が必要。