今季のラニーニャ「過去100年で最強」

itako1060039
異常気象はいやだけどどうなれば異常気象でないのか。
よく平年並みという文言を耳にするが平年並みなんていう気象はない。
気温は暑い日もあれば寒い日もあって平均した値が平年並みだ。
例えば去年の夏は暑かったが冬は寒い。
つまり平均気温は平年並みになる。
雨や雪が多かったが台風の接近上陸数は少なかったので降水量も平年並み。
マスコミは面白おかしく、もしくは不安を煽るように書くから異常気象だが
長い目で見たときはそんなに極端な話でもない。
伊勢湾台風の死亡者数の方が余程極端である。
毎年、世界の何処かで必ず気象災害は起きるものだ。
今の時代、あまりにも情報網が発達したため、共産圏や地球の裏側の
異常気象まで克明に伝えられるようになっただけだ。
世界の気象の研究は学者に任せるとして、今の都市の気候を考えたほうがいい。
夏の暑さと冬の乾燥は異常である。
ゼネコンがビルをひとつ作るたびに大量の空調が環境を悪化させている。
熱帯雨林を守ろうとか言う前に日本人は自分たちの足元の環境をかんがえろ。
真夏にみんなで打ち水をしよう、なんて小学生並みの与太話よりも
例えば、一週間ぐらいの期間、メンテや工事や流通などの働く人をのぞいて
夜間外出禁止令を行ってはいかがだろうか。
多分、打ち水なんかよりももっと効果的に都市環境の浄化が図れるだろうし
都市環境の研究の大いなる発展があると思われる。
経済的なマイナスを指摘されるだろうが、夜中にふらついている人たちが
日本経済にたいして寄与していないこともいずれわかるだろう。