<薄型テレビ>10年出荷台数 84.9%増で過去最高記録

大変良い話である。
大きい会社が儲かるというのはお役所にとっては理想的らしい。
テレビ局に多大な圧力をかけて地デジ化を推進した理由もここにある。
補助金ばらまいて自動車販売にテコ入れした理由もここにある。
エコポイントと称して金をばらまいたのも同じ理由だ。
1960年代の日本の家庭において急速に普及した「3C」(クーラー・カラーテレビ・カー)
の栄光というかいい思いをしたというのを今一度味わいたいと引きずっているのである。
スカイツリーも含めて莫大な投資をしてこの程度という見方もある。
個人的には、CATVやネット事業者が各戸にアナログ、デジタルの信号を送れば済むのだが
それはお気に召さないらしい。
やはり、高い鉄塔からボーンと電波を出したいみたいだ。
東京タワーの時代末期、つまり今は、東京の写真を見ればわかるように難視聴地域だらけだ。
たとえ郊外で近くに障害物がなくても、新宿や湾岸の高層ビルで難視聴地域になっているのも珍しくない。
スカイツリー建設の大義名分はなきものとなりつつある。
それもこれも全部家電メーカーのためである。
電波の効率利用なんて後から作った理由だろう。
効率利用するための初期投資額が大きすぎる。
諫早湾堤防の屁理屈とよく似ているな。
あれだけの農地を作るための初期投資や漁業被害額が大きすぎる。
政府が無理に進める事業なんてこんなもんだ。
次は北海道に新幹線を通すそうである。