「時間という試練」経ていない中国の高速鉄道

「時間という試練」経ていない中国の高速鉄道という記事。
中国が高速鉄道の輸出に積極姿勢を強める中、同済大学交通運輸学院の孫章
(スン・ジャン)教授は「中国の高速鉄道は『時間という試練』が必要。
日本の新幹線のように46年間無事故でいられるかどうか」と話した。

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新幹線というのは日本での通称で高速鉄道というのが正しいか。
事故を起こさないという世界最高峰の技術の新幹線システム。
実は二つの見方がある。
ひとつは、文面通りの考え方。
事故を起こさないためのシステムが確立されていること。
ATCやCTCという電子システム。
全て、新設のクローズドの線路であること。
これはミニ新幹線の登場でビミョーになったが。
それにまつわる法整備をしたこと。
特に後半の内容は在来線の線路を改造して高速鉄道を走らせるのとは格が違う。
もう一つ。
それはシステムに人間も含まれていること。
すべてオートメーション化するのではなく、結構アナログが残してある。
あたり前のことだが保線作業でも人の手に頼るところが大きい。
安全を担保するにたる人材がいること、育てていること。
大陸的思考の中国人にはこれが欠けていると推察する。
海外から文句を言われるとしらばっくれる。
漁船をぶつけてきても、こちらに映像の証拠があっても
自分たちで船体に穴をあけて「やられた」といいはる。
こういう文化、思考の人たちに日本の新幹線システムは真似できまい。
近い将来、中国製の自動車が世界でリコールの嵐になるかもしれない。
近い将来、中国製高速鉄道が大事故を起こすかもしれない。
近い将来、中国の金融機関がインサイダー、情報漏洩などの大不祥事を犯すかもしれない。
その頃が中国バブルの終焉の頃だろう。後数年である。
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