あかつき 周回軌道へ投入失敗

ちょっと前のはやぶさ帰還に日本は沸き立った。
賞賛の嵐である。
そのちょっと前には、民主政権の仕分けで宇宙開発費が取り上げられた。
もともと学問とは金銭的には無駄なものである。
金銭的にペイできるのであれば学問ではなく企業が商品開発する。
宇宙開発などは絵に描いた餅。
有名無実なものである。
しかしである。
アポロ計画にしてもスペースシャトルにしてもはやぶさにしても
数多くの失敗と多額の予算の上に成り立っている。
金さえかければ理論は現実になる。
たかだか数百億円ではダメなのである。
金も出さないのに『夢がある』なんてインタビューに答えてはいけない。
国民一人千円で1200億。1軒数千円払えばきっとうまくいく。
金も出さないのに夢だけ買おうというのは大いなる間違いだ。
金星や小惑星に興味が無い人がいればその人のぶんまで喜んで払う。
そういう人が宇宙開発の夢を語るべきだ。
小惑星帯がどこにあるのかわからない、金星や太陽までの距離がいえない人が
はやぶさやあかつきからどんな夢を得たのか一度聞いてみたいものだ。
税金を投入するのであれば今の10倍程度の予算を通せ。
その分、年金や老人医療や子育て支援生活保護などを削れば良い。
それが宇宙への夢を買うということなのだ。
夜に見る夢以外の夢は金がかかるのだ。