貯金する人

昨日もここで書いたばかりだが、お金のないやつはお金を借りるべきでない。
クルマでも住宅でも高額な買い物をするときはローンを利用する。
しかしながら、お金を借りるにも借り方がある。
最近、法制化したのが所得の何%以内というのがその一例。
カネを借りるには限度がある。
金貸しが利益優先で頭金なしでもローンが組めると宣伝している。
ところがこれで痛い思いをしている人は多い。
お金が貯められない人は返済もできないのである。
いえいえ、頭金がほとんどなくてもちゃんと返済できていますというのは
ただ単に運がよいだけである。
会社が倒産せず、リストラにもあわず、とりあえず健康であるからこそ。
そのどれかが、一つ崩れればいい顔出来なくなるだろう。
貯金額は大した問題ではない。
給与水準、独身か既婚か、子どもがいるかいないか、共稼ぎかどうか、
その人の置かれた立場で貯金できる額は変わってくる。
しかしながら、その条件でどれだけ貯金できるかが大事なのだ。
頭金を用意できるということは、今後もそのペースで返済できることを意味する。
すなわち、頭金の額がその人の返済能力となる。
以下次号へ。