蒟蒻ゼリー、両親側が控訴へ

子供なんていうのは何をしでかすかわからない。
だから保護者という言葉があるわけで。
一昔前に転んだひょうしに割り箸がのどに突き刺さり死んだ子どもがいた。
親は脳への損傷を見逃したとして当時の救急医を訴えた。
もしかしたら、この医師にも何パーセントかの落ち度はあるかもしれない。
しかしながら、この事件の一番の落ち度はものを食べながら歩かせた親である。
食べながら歩いてはいけないと教えなければいけないのである。
事故が起こってから誰が悪いと訴えても命はもどってこないのである。
誰が悪いかではなく、悪いことが起きないようにするのが保護者の役目だ。
子どもが道路に飛びたしてクルマにひかれればドライバーはそれなりの法的責任、処分がある。
だからと、親はドライバーが悪いからと賠償請求、攻撃をする人も多い。
子どもが飛びたしたなんてことは、頭には無いみたいである。
さて、今回のこんにゃくゼリーの話。
この事件のポイントはそもそもこんにゃくゼリーに問題、責任があるかということ。
一審では食べる方の注意義務を優先したようだ。
一審や一般常識ではそういう事なのだが、子を失った親は納得できないらしい。
世間からどのように思われるのかを気にしないようである。
裏をかえせば、だから子どもが事故で死んでしまったのである。
周りが見えない親は自分の子供も見えていないのである。
クレーマーモンスターペアレンツもこのたぐいになろう。
この手の人たちは「あなたが間違っていますよ」と言われるのが死ぬほど嫌なようで
間違いや失敗を指摘されると逆上する。
客商売やクレーム係の人たちは「あなたが間違っています」といわずにやんわりとクレーマーを処理するそうだ。
自分の子どもが死んだくらいではへこたれない、なんとも悲しい人達である。