74歳熱中症死 長男同居の謎

私もだんだんいい歳になり他人の幸不幸話をよくきく。
小さな子供の親に原因のある不幸。
命ぐらいは行政で助けてあげることもできるそうだが
命に関わるまでは、その子供の不幸は続くのである。
かわいそうであるけど他人の私たちは「児童相談所は何をしている」
と、批判めいたことしか言えない。手を出せない。
つまり、その子と親の人生であり運命なのだ。
いま、この手の低所得者の事件事故が定期的に話題になる。
人道的に…と、ホームレスに味噌汁やご飯を恵んでやる人もいる。
でも、彼らの人生を変えることはできない。
政府が就職支援に予算をつけると言っても、働く気がない人には意味が無い。
アラヒフの無職の長男は年老いた父親の年金で生きている。
これもこの人の人生、そんな息子にしてしまった76のおやじさんも
今年の暑さで死ぬのが運命だった。
もし、その運命を変えたいというなら、周囲が金をめぐんでやるだけではダメだ。
まず、おやじさんは息子に働くことの意義を諭すべき。
今はこんな当たり前の家庭での教育が希薄となって
登校拒否やひきこもりが問題となっている。
親は自分の子供が自立して生きて行けるようにするのが仕事である。
教育にかけるお金の有無はそのつぎのファクターである。