ずっと以前からいつもここで書いていることなのだがバイクこそ究極のエコである。
人を一人運ぶのに原付で十分なのである。
原付の安い機種ではたかだか70kgぐらいしか無い。
それで70kg程度の人と手荷物を運ぶ。
1Lで30kmは普通に走る。
クルマ一台分の駐車スペースに5台から10台停められる。
このエコな乗り物を社会から切り離してしまったのは政府の無策だ。
確かに二輪の事故は多いし死亡率も高い。
だったら免許取得年齢を20歳にすれば済むことではないか。
25歳でもいい。
あっと言う間に死亡事故は激減する。
そして、都市部への進入するクルマの台数を規制して二輪ならOKにする。
これで都市部の渋滞や違法駐車や大気汚染等一気に解決する。
さらに違法改造のうるさいバイクをガッツリ規制して環境に良い社会が出来上がる。
ところが、これに異を唱える人が多い。
それはいつもの政治家と官僚。
彼らは日本の基幹産業ともいえる自動車産業にどっぷり浸かっている。
自動車をやめてバイクにしろなんて口が裂けても言えないのである。
自動車税はバイク1000円に対して2.5Lの自動車で45000円。
バイクの経費はそれ以外に保険しか無い。
自動車は重量税やら取得税、高価な保険、車検など税収の面からも美味しいし
多くの産業界を支えているのである。
だからエルグランドは補助金や減税をしてもバイクにはしないのである。
バイク業界にしてもスズキ、ホンダは自動車にシフトしているし
川崎やヤマハはバイク部門が潰れても良いと思っているのだろう。
その上無意味なバイクの排ガス規制。
そうでなくても市場規模が十分の一になっているのに原付に排ガス規制もないものだ。
原付100台が排ガス規制してもエルグランドやアルファードが一台売れれば帳消しになる。
排気量が違うのだから当たり前である。
燃費にしても昨今の猛暑の中では空気を運んで走っているアルファードやエルグランドの
街乗り燃費は6km/Lを切っていることだろう。
バイクにすれば(かなり暑いが)7倍以上は走れる。すなわちそれだけ燃料節約になる。
連日ワイドショーで高速千円でどれだけ家族でドライブしたかなどと地球環境クソッくらえ企画をオンエアしている。
政府と産業界の思うつぼだ。
まあ、TV局なんざあそいつらの出先機関だから仕方が無いか。戦前から。