宇多田ヒカル、活動無期限休止

全く同感である。
彼女の判断になんの迷いも間違いもない。
ポイントを整理してみた。
1. 15歳でデビュー
98年にデビューしたとき私たちはあっけに取られた。
音楽の完成度がはんぱねえのである。
15歳ときいて二度びっくり。
どんだけの才能なのか…私たち凡人には計り知れない逸材であった。
2. ヒット連発
一発屋ではない。
次から次へと出す曲がヒット。
3. 若すぎるがゆえの
彼女のトークが冴えていた。
一時ダウンタウンとのトークでライバルへの中傷と取れる発言が話題に。
飾らないストレートな物言いが好感度アップ。
4. 800万枚
ファーストアルバムが日本新記録
絶頂期に入る。
5. 金にまつわる
彼女の不幸は有能なプロモーター、マネージャーがいなかったこと。
売って売って売りまくれというスタンスしか無かった。
その張本人は実の親。
たしか父親が仕切っていたと記憶している。
大儲けしたところでまず両親が離婚。
そしてその不幸を打ち消そうとしたのか、仕事で一緒だった男と結婚。
6. よせばいいのにアメリカデビュー
お金には困らなくなると人間は名誉が欲しいらしい。
アメリカでの出世がいいらしい。
変に太って変に大人ぶった姿で大失敗している。
7. 20歳ぐらいまで
上記の普通の人の何人分の経験、何十人分の収入を10代のわずか数年で経験。
これが彼女の不幸である。
こういうのを「生き急ぐ」という。
とくに10代から20代は調子が良くなるとその傾向が強い。
それをセーブさせて諭す存在が本来は必要なのだ。
それなのに彼女の周りにはお金にぶら下がっている人ばかり(親まで)。

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数年前から、彼女はものすごくペースを落としている。
今さら休養宣言などしなくてもいいように思える。
今回の宣言は私たちファンへというより、周りに群がる金目当ての大人たちへの宣言か。