東芝も3D対応の「REGZA」発売

いよいよ3D時代に突入という感じである。
量販店でも視聴ができるようになった。
私が初めて観たのはソニープラザ
何かの運転ゲームだったのだが、そのリアルさに驚いた。
ところが次のモニタで観たのはサッカーの試合映像。
実は、がっかりした。
手前にゴールネット、プレイヤーが…という映像なのだが今ひとつ。
つまり、ゴール、ボール、選手の前後関係は確かに立体的に分かるのだが
それぞれが平面にしか見えない。
写真を前後に並べた印象なのだ。
先日、量販店に行ったときは倖田來未のライブ映像。
倖田來未がゴンドラに乗って客席の上にせり出すというシーン。
確かに立体的に見えるのだが物足りない。
それは主体となる倖田來未が平面的なのだ。
人間なのでもっと丸みがあってもいい気がする。
このように実写映像は飛び出す絵本の領域。
ステレオカメラではダメなのだろうか。
実写映像は一度デジタルリマスターして、アイテム同士の距離感だけでなく
アイテム自体の立体感を出すようにしないと極めて不自然だ。
今年は3D元年である。まだまだ未熟である。
これから、いろいろな技術が出てきて、よりなめらかな立体映像になるのであろう。
自宅で楽しみたいのは山々であるが、熟すのに数年かかるであろう。