地上デジタル放送チューナー無償配布

ひとつは困っている人を救済しようというもの。
ただしこれには大前提がある。
困っている人を助けるということ。
困っていない人を助ける必要はないのである。
それなのに何を血迷ったか地デジチューナーを無償で配るという。
だれに配るのか。
だれが困っているのか。
アナログ放送は今もつづいていて我が家のアナログテレビも現役である。
誰も困っていないのに、生活保護や身障者を助けると予算がついてばらまいている。
もうひとつはどれだけの人が地デジチューナーを使うかということ。
私の近所の身障者は壊れそうなTVを使っている。
チューナーが来るまで我慢して映りが悪いテレビを使うという。
オイオイ、ちがうよ。
チューナーはテレビじゃないんだよ。
テレビを買い替えたらチューナー自体も要らなくなるのだよ。
大半の欲の皮がつっぱった人たちは分かっていない。
役所が何でもくれると思っているらしい。
もちろん、それなりの戸数はアナログテレビを使い続けることもあろうが
大半はその前に買い替えてしまうだろうからチューナーは要らなくなるのだ。
本当にチューナーが必要な人は来年の7月以降にならなければわからないのである。
今から血税を使ってばらまいてゴミを増やしてどうするつもりだ。