【ロッテ】ビデオ判定で…代打逆転満塁弾

過去に何度となく誤審と思われる判定があった。
相撲は早々にビデオ判定を取り入れたがプロ野球
アメリカ流に流されてずいぶん遅れてしまった。
TV中継が古くからされていただけに、誤審は目立った。
それでもビデオでは判定不可能なものもあったのも事実。
私の記憶で一番古いのは
巨人の星でも取り上げられたホームでの判定…と言いたいところだが
私はまだ生まれていないか物心がついていない。
私の古い記憶では1978年阪急ヤクルトの日本シリーズ第7戦の大杉の一打。
ファウルかホームランかで試合は長時間の中断。
結局、判定はくつがえらなかった。
名将、上田と広岡の最初の決戦でもあった。
wikiより
6回裏、1死から大杉が足立の投じた内角シュートをすくい上げ左翼ポール際へ大飛球を放つ。
打球はポールの数メートル下を通過したが、富澤宏哉線審は「ポールの上を通過した」として本塁打と判定。
これに対し、上田監督は左翼ポール下の富澤の元まで行き、「ポールの外だからファール」と猛抗議。
さらに全選手をベンチへ引き上げさせた。
審判団と阪急首脳陣、一部の選手達も交えて協議を続けるが結論に達しない。
その後上田監督は判定に従い試合を再開する条件として富澤線審の交代を主張。
見かねた当時のコミッショナー・金子鋭がグラウンドへ来て、再開するよう上田へ頭を下げた。
しかし、上田はこれにも応じず、金子は激怒。
コミッショナーが頭を下げても駄目か」と口走る一幕もあった。
結局コミッショナー裁定により試合が再開。
抗議による中断時間は1時間19分となり、シリーズ史上最長中断時間として今も残っている。
この試合は次の打席の大杉の文句なしのホームランもありヤクルトが日本一になる。
ヤクルトの本拠地である神宮球場が、大学野球と開催日が重複していたため、
日本シリーズのナイター開催またはその逆で大学野球のナイター開催を双方が提案したが折り合いが付かず、
ヤクルトのホームゲームは全て後楽園球場での代替開催となった。
当時、ヤクルトが優勝するなど誰も思っていなかったということか。