大阪万博に思うこと

今朝の情報番組で上海万博の熱狂ぶりを70年の映像に重ねていた。
よく考えれば、まだカシオが電卓を発売する前の時代である。
誰もクォーツ時計を持っていなかった時代である。
なのに当時の映像を見ると会場やパビリオンの映像は上海万博とくらべても遜色ない。
大阪万博のそれぞれの建物の構造や素材やデザインは現代につながるもの。
そう考えると本当に当時考えられる最先端だったのだろう。
次に
バイタリティある当時の入場者である。
私の家族も含めてあの暑さの中、よくぞアメリカ館の前で2時間も並んだものだ。
(もちろん他の人気パビリオンでも長蛇の列だった)
小学生の中学年だった私は時間も疲れも忘れて夜まで会場内を歩きまわった。
私の進路が理科系になったのもこの頃からではないか。
中国人のマナーなどが取りざたされているが、あれはお国柄だな。
今さら周りから批判するようなことでもない。
あの騒ぎに外国人が巻き込まれたところで国際的に叩かれるだろう。
ドメスティックにはあれが多民族国家の中国の姿である。
ここがおとなしく並んでいた日本人と大きく違うところだ。
最後に
大阪万博の話は嫁さんは参加できない。
生まれる前の話だからだ。
このへんが世代の違いを感じるところである。