赤プリ…赤プル??

赤プリのニュースは昨夜からほぼ全チャンネルで報道。
赤いプルトニウムが何かしでかしたのだろうか」
と、心配してしまった。
赤プルではなくて赤プリだった。
今どき赤プリといってすぐに分かるというのは40歳以上か。
バブルの頃を中心に栄華を極めたそうだが
私のような貧乏人にはまったく縁が無い。
赤プリときいて「何だそれ」と思ってしまうタイプである。
丹下健三の設計による40階建てを壊すそうである。
丹下健三の作品だからもったいないと思うべきなのか
所詮、バブルの遺物など価値がないから仕方がないと思うべきなのか。
バブルの頃の価値観は貧乏人が描いた金持ち観で実態が無い。
だからバブル期の文化はことごとく否定されてきた。
せっかくの丹下健三の作品も内外装とも豪華ではあるのだが
今の時代には使いにくい、収益が上がらないとのことである。
昭和50年代といえば、40年代に霞が関ビルや京王プラザホテルができ
高層ビル時代の幕開けをうけて、新宿を中心に40階建て以上のビルが
次々に建てられた時代である。
赤坂のような古い街にもいよいよ高層ビルが…という記念すべき建物だ。
なのに二十数年で解体とは、いかにもバブルである。