阿部寛主演『新参者』、初回視聴率は21.0%

誰が出演しているとかいろいろ書かれているが
肝心のネタが書かれていない。
原作が東野圭吾であること。
今をときめく人気作家である。
不祥事続きのTBSのドラマには勿体無いくらいの丁寧な記述である。
東野圭吾の特徴としてドラマティックな派手なストーリーでない。
初回の話を見ていてもわかるがものすごく地味である。
この辺のさじ加減というかバランス感覚が真骨頂である。
もうひとつの成功の理由がこの時間帯にライバルがいないこと。
ほかのチャンネルはくだらないバラエティばかり。
大人が見る番組がないのがこの時間帯。
せっかくの休日なので大人が見られる番組が求められる土日であるが
どこの局も勘違いが甚だしい。
その証拠にゴールデンの時間帯にニュース番組がないのである。
当然、土曜日のたけしのTBSや日曜日のミヤネのフジを見ることになる。
経費節減のTV局に高品質な番組を求めることはいけないことだろうか。