放射性廃棄物で青森県に要請

今さら何を言う。
直嶋経産相は「青森県を最終処分地にしないと約束する」と話した。
じゃあどこを処分場にするつもりなのか。
核廃棄物のゴミ捨て場として六ケ所村を選んだのではないのか。
青森県側も今さら何を、である。
散々公共工事のお金をまきあげておいて核廃棄物の処分はいやだと言えた義理か。
どこの人と金に困っている地方もこうなることが嫌だから核廃棄を受付ないのだ。
六ケ所村は核廃棄場となって近い将来立ち入り禁止地域になることだろう。
そして何世紀にも渡って「目先の公共事業に飛びついてはいけない」という逸話が語り継がれる。
多くの人が原発はCO2を出さないクリーンな…というふれ込みに騙されている。
確かに核反応で熱を取り出すことにおいては正しい。
しかしながら、あの施設を作り維持管理するためのCO2、30年足らずで原子炉は寿命となり
高レベル核廃棄物として解体、六ケ所村まで運搬、それを管理するためにどれだけのCO2と
どけだけの有害物質を放出するのか。
残念ながら石油資源がない日本ではクリーンエネルギーと偽ってでも原発推進せねばならない。
が、日本はウランプルトニウムも算出していないのでいずれ近い将来、石油と同じ感じになる。
子孫に核廃棄物を残そうが、CO2を出そうが、今の政治家や役人には関係ない。
自分が生きている間、在職している間だけうまく行けばいいと思っているに違いない。
核廃棄物を受け入れた青森県原発はクリーンだと言っている役人政治家もみな同じ人種である。