JR東でC61復活

C61を復活運転させるそうである。
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20091209-OYT8T00296.htm
大井川鉄道でのC11や12は小型のタンク機で扱い易い。
D51は数があるので現存量が多い。
C62は新しく人気があったので残っているものもあった。
その中間がC57で大きさが手頃、人気あり、現存量もあるので
何両かが復活している。
これらはどれも時代を代表する名機である。
ところが今となってはどれも同じで面白みが無い。
と、思っていたところC61の文字。
思わず二度見である。
なんともレアな機関車ではないか。
型番からもわかるように国産ではC62が最終版なので相当新しい機種。
ところが製造数は少ない。
戦後の大量輸送に間に合わせようと部品を寄せ集めて設計製造したらしい。
記事にもあるがD51のボイラーとC57の台車をベースにしている。
実はこれが意外にバランスが良い。
幻のC63はC57に近いデザインと言うことからもある意味理想のプロポーションなのかも。
とは言ってもD51のボイラーだからそれなりに立派な車体である。
SLマニアとしては大変楽しみなニュースであった。
個人的にはC55やC53の流線型なるものの本物を拝みたい。
昭和初期に流行ったそうだが整備性の悪さなどから現役時にすべてノーマルに改装、
まったく残っていない貴重な機関車である。
特にC53は三気筒というさらに特殊な構造で整備性が悪く短命だった。
JRさん、おねがいしますよ。