「999切符」09・9・9発売

すぐに完売だったそうである。
ちょうど私がジャストミートの年代なのだろうけどそれほど好きでもなかった。
70年代に松本のブームは突然やってきた。
たしか週末の18時ぐらいから宇宙戦艦ヤマトの放送が始まった。
調べてみた。−−−−−−−
1974年10月6日から1975年3月30日まで26回にわたり讀賣テレビ放送をキー局として放映された。
当初は最大39回の放送を予定し、小マゼラン基地撃破編などのストーリーが用意されていたが、
裏番組として『アルプスの少女ハイジ』(フジ系。なお後期は『フランダースの犬』)や
象印スターものまね大合戦』(NET系)、および特撮SFドラマ『猿の軍団』(TBS系)も存在し、そのいずれにも視聴率が及ばなかった。
そのため、第3クールへの延長は早々に断念され、全26話に再構成の上で製作・放映された。
全39話版にあった終盤への伏線は第1クール中から既に除外されている。
−−−−とある。
低視聴率でいつの間にか終わってしまった。
ところが17時ぐらいの再放送で火がつき人気になる。
77年には劇場映画化されてヤマト人気はピークに。
同時に少年キングで連載された999が人気になりTVシリーズもできた。
78年にはヤマトの続編、スターウォーズが封切りされてSFブームになる。
999は独特の世界観があって松本が最も描きたかった話ではなかったか。
鉄道マニア、SF好き少年だった私にとって「なぜSLがそのまま空を飛ぶ???」と思っていた。
まあ、そういう非リアルが日本のSFアニメの特徴なのかな。