自民が敗北した。

来月とも噂されている衆院選に影響するだろうか。
自民の政治を悪くいう人も多いが(私もその一人か)
政治は彼らだけがすいすいやるものではないらしい。
裏には官僚の姿が見え隠れしている。
2世3世のぼんぼんにそんなにいくつものすごい政策を
打ち出したり決断したりする能力がみんなあるとも思えない。
官僚の周到なシナリオの上を歩いているようにも見える。
自民の政治は官僚との整合で続いてきた。
ある意味、安定を意味するのだが
利権優先の税金垂れ流しや天下りなど、犯罪に至らない
合法的な癒着や利益誘導が見えてきているのは
組織や制度が疲弊してきているからに他ならない。
だから民主が政権をとればいいかというと、彼らの幼稚とも思える
主張をみればわかるとおり、官僚と対立して政策が滞るか
社会党が政権をとったときのように、日本国としての立場が優先するため
党の方針をねじ曲げ妥協してしぼんでしまうかのどちらかのような気もする。
社保庁をつぶしても新たな省庁がまたできて内部の人間は移動するだけ
というような官僚主体の部分を切り崩せるだけの
パワーと知恵とずる賢さを民主は持ち合わせているかな。