タイプR

部屋を整理してたら出てきたシリーズ
本日は初代インテタイプR。
話は89年二代目インテグラにさかのぼる。
このモデルからVTECなるDOHCエンジンが現れる。
これがすごいエンジン。リッター100馬力を絞り出す。
回転フィールもまさにレーシング。息継ぎなしにレッドに向かうのである。
雑誌批評でも絶賛。本来あるべきスポーツエンジンであった。
ところがこの二代目のシャーシは追いつかず直線番長的な色合い。
そして登場したのがこの三代目の派生種、タイプRである。
カタログも別になり型番も違うという入れ込みぶり。
ターボも無く、セダンなどの派生種もない。
ホンダは本物のスポーツを作ってしまったのだ。
これは初代GTRよりインパクトがあった。
一部の古風なマニアはFFであることに拒絶反応を示す。
しかし乗ってみると官能的なエンジン、しっかり曲がるサス…。
FFの癖は当然出るのだが、それはそれでこのクルマの個性と思わせる。
エンジンのパワーがイマイチと思わせるがそれがまた良い。
スポーツ走行の時、きっちり高回転までまわして遊べる。
(それでも一般道で3速全開は無理だろうなあ)
とにかくスポーツカーを楽しみたいという人には唯一無二のクルマであった。

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