日産フェアレディZ、S30、77年式


部屋を整理していたら出てきたシリーズ。
今回は初代フェアレディZ、S30と呼ばれている。
この写真はまさに私が購入したそのものである。
この趣味の悪いアルミも懐かしい。
ただ残念ながら新車で購入したわけではない。
ずっと後、8年目の中古車を購入したのだった。
このカタログのシリーズはモデル末期、いろいろ豪華仕様がついていた。
エアコンにパワーウィンド、カーステ、EGIなど。
ところが走りに関してはそのままだった。
写真下部にあるNAPSの文字。これこそが元凶。
ただし、排ガス規制初期はエンジンには直接手を触れず
ダッシュポットやEGR、触媒という後付機器でしのいでいた。
おかげで簡単な整備で従来のパワーを手に入れることができた。
というわけでたこ足、デュアルマフラー、インジェクションチューンで
かなりいい感じになっていた。
オマケにこの趣味の悪いアルミをはずしてゴールドメッシュに
当時出始めの60扁平タイヤをはかせて、小径ハンドル、フルバケット、前後スポイラー
など、車検に通るレベルでチューニングした。
乗り心地は多少ガマンできるとしても苦労したのはステアリング。
ワイド扁平タイヤにして小径ハンドルにしたのだがパワステは当時ついていない。
ステアリングがものすごーく重いのだった。
おかげでドライブのたびにウェイトトレーニングしているようなもので
腕力は強くなっていったのだった。
等々、私の青春時代そのものの一台である。

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