VW新型ゴルフTSI試乗

新型が出てから数ヶ月が経った。
ずっと乗ろうと思っていたがようやく試乗できた。
店に置いてあったのは黒のTSIコンフォートライン。
新型からGT等のグレード呼称が無くなり
コンフォートライン、シングルターボ1.4L122ps と
ハイライン、スーパー&ターボ1.4L160ps
の2グレードに整理された。
GTIは秋に発売だそうで2Lターボ210psとのこと。
さて、その店にあった黒いコンフォートライン。
写真で見ると新型はのっぺりした感じだが、近くで見るとプレスラインも
ぴしっと決まっていて彫りも深く、なかなかかっこいい。
室内はさらに洗練されたとのふれこみだがもともと洗練されているクルマなので
それほどの進化は感じられなかった。少し広くなったかな。
いつものように、発進直後ワイパーを動かしてから国道に入る。
5代目にはじめて乗ったときのDSGのギクシャクした感じがなくなっている。
ものすごくスムーズにつながる。
アクセルを踏み込むと2千回転からターボが乗っかって加速する。
シフトアップの感じも自然でDSGの良さが出ている。
メーターに注意していないとすぐに100km/hを超えそうな勢いである。
「たしかコンフォートラインといっていたよな。ハイラインじゃないよな。」
とつぶやきながら少し車体を振ってみる。
乗り心地がだいぶ良くなっている割には腰がありグリップを失うことはない。
ドイツ車特有のごつごつした感じも全くない。音も静かになった。
きっとハイラインはもっと豪快な加速をするのだろうが、
日本の国土や普段使いを考えるとこれで十分である。
十分というのはスポーツ走行をするのに、という意味も含まれる。
追い越し加速をするのに歯がゆい思いをしないで済む。
122psというのが信じられないがからくりがある。
ドイツと日本とでは馬力表示の測定法などが違うと説明された。
私が感じた限りでは国産車に当てはめると160psぐらいの雰囲気だ。
たぶん5千回転以上まわすとパワーが息切れしてしまうのだろう。
ただしそこまでまわせる環境があればの話だ。
ライバルはスバルのインプ、トヨタブレイドあたりになるのだろうが
比較するとゴルフの質感に勝てる物ではない。
オマケに1.4Lという小排気量で環境にも優しい。
−−−−−−−−−
政府の自動車エコ減税にゴルフが対象になっていない。
エルグランドやアルファードは対象だ。
全くのエコとはほど遠い政府のドメスティックな業界保護に「エコ」という文字を
使うことに怒りすら感じる。
ゴルフのように1.4Lできちっと作ったクルマを評価するシステムが欲しい。
日本はいつまで経っても自動車先進国になれない。

80800
*********

***肩こりと腰痛、風邪気味の特効薬

たいして仕事をしているわけでもないのだがこのところちょっと疲れ気味。
疲労感があって肩こり腰痛がひどい。
妻に頼んで揉んでもらう。
もむと言っても手を使わない。
重傷の私は肩も腰もガチガチで普通の人の手では効果無し。
そこで横になった私に妻はかかとで蹴るのである。
最近はうつぶせになった私に妻が乗っかりかかとで踏みつける。
背中で足を踏み外し、脇腹をかかとですべり落ちることもあるが苦痛がない。
本日買い物に行くと途中にマッサージの店がある。
10分1050円。
以前、てもみんという店に何度か通ったことがあったが
「だいぶこっていますね」と力一杯もんでもらった。
つづけて行かないと効果が薄れると言われた。
それほど裕福では無いので通うほど余裕はない。
本日昼過ぎまではそんな状態だった。
ところがVWの店に行って新型ゴルフの試乗をしてから状況が変わった。
帰宅してからやけに肩が軽いのである。
クルマの試乗をするときは、エンジン、サス、シャーシの剛性など神経を集中
させるので、直後はどっと疲れるのが普通である。
ところが出来の良いクルマに乗ると状況は一変する。
欲しいという欲求と同時に爽快感がある。
帰宅してからカタログで復習してブログにアップすると肩が軽くなっているのに気づく。
妻も言っている。
「気分の問題なのね。」
社会人である以上、仕事をする上でのストレス、それにともなう体調の不具合は誰もが経験することである。
それを解決する糸口を見つけることも社会人に必要な渡世術である。
私の場合はどうやら…。