戦争反対

昨日の夕刻、ニュースではゲリラ豪雨のネタ。
埼玉秩父、東京多摩、神奈川相模原小田原の縦のラインに雷雲。
あとは北部の山沿い東西に雷雲。
都心を含めた私の住んでいる地域には雨が降らない。
仕方なく植栽に水をまいた。
が、暗くなる頃からエアコンをつけていてもジトジトする。
窓を開けてみたら理由がわかった。外のほうが涼しい。
室温は28度、外気温が26度になっていた。
明け方になって我が家にも雨が降った。
窓を全開にすると雨が吹き込むので都合が悪いが
できるだけ天然のクーラーが効くように窓を開けている。
もう一つ
今週になってテレビのあちこちで戦争関連の番組。
日曜日は大学生を集めて、これから私らが言うことをよく聞け、
と番組を進行していた。
戦争反対なんだぞ、と無理やり押さえつけて復唱させるというのは
戦前戦中の教育とさほど変わらないのではないか、とちょっと思った。
ついでに
昨日のNHKの原爆がテーマのドラマ。
常盤貴子は相変わらず美しかった。
被爆者の差別があったというよくできたドラマだった。
私は昭和40年代の子供の頃に何かの読み物で差別があることを知った。
科学的には最近になってDNAを調べることで
被爆者のDNAが傷つけられていることが判明している。
家族が即死、もしくは時間が経ってがんで死亡。
自分もそうなるのではないか、と一生引きずって生きていくのは辛いことだ。
弾丸や爆弾で殺し合う戦争とは異質のものなんだな。

水害で

週末の情報番組で、広島の豪雨被災地で
50基以上の水害の碑があるというネタを見た。
日付は明治40年ぐらいか。
100年ちょっと前である。
私がここでよく書く災害100年周期説とも合致している。
レポーターは被災者にマイクを向けて
「災害の碑があるのを知っていたか」と問いただしていた。
書籍以外の記録メディアがなかった時代
周知するには石に文字を彫った石碑を目立つところに置くしかなかった。
100年経って、石碑の近くに住んで、水害で家を失ったり
命を失う人が多数出てしまうというのはなんとも。
もう一つ
これまた週末の情報番組。
老人と熱中症というネタ。
老人、特に独居老人のオタクに訪問してエアコンや生活を見る。
「わたしゃ、クーラーなど使わないよ。
あれつけると調子が悪くなる。」
という老人が多い。
私の父もそのタイプだった。(最近はいろいろな情報のおかげで変わった)
こういう老人は自慢したいのである。
一つは私は我慢強い。
二つ目は私は繊細なんだ。
三つ目は文明の利器に頼らなくても生きていける。
面白いのは80ぐらいのじいさん。
こまめに水を飲んでいると同時に熱中症対策で塩をぺろりと舐めているそうだ。
このじいさんは高血圧を発症していて降下剤を処方されている。
このVTRを見ていた医師は「死んじゃうよ」と忠告。
日本国憲法では個人の自由権を保証している。
自由権は、基本的人権の分類の一つであり、国家から制約も強制もされず、
自由に物事を考え、自由に行動できる権利のことをいう。
この猛暑の中でエアコンを付けるかつけないか、水を飲むか飲まないかは
国家から強制されるものではない。
やりたいようにやらせておけばいいのである。
週末の情報番組の高齢MCが
免許の更新するにも○○検査が必要で、その予約がなかなかとれない
さらにそれ以外にも正規の手続きで2日取られてしまう。と嘆いていた。
高齢問題はどんどん深刻になっていく。

今日の無駄遣い、ライトニング2


模型付きの某書籍である。
今日も35度の猛暑。
家でじっとしていようと思ったが、嫁さんが
ジャスコで避暑する」というので仕方なく行った。
今日はいつになく道路が混んでいる。
どこの家も考えることは一緒か。
ジャスコもそこそこ混んでいた。
嫁さんのご機嫌をとった自分へのご褒美に店内の書店でライトニング2である。
自衛隊機ということもあって購入してしまった。
もう一つ
都心にタワマン もう建てられない?
というニュース。
防災の問題かと思いきや
狭い地域に人口が集中し、公共施設などの整備が追い付かないなどの問題
ということ。
確かに我が家の近所でもマンションがいくつか建ったら
近くの小学校がパンクしたという話を聞いている。
個人的には最近の大阪の地震
エレベーター停止の問題で上層階の人は階段の上り下りで大変だったという記事を読んだ。
まあ、地震が来る前に冷静に考えればわかりそうなことでもあるが。
○○タワーの展望台みたいにたまに登るのはいいけど
自宅の場合は眺望がいい以外に考えるべきことも多いのではないか。
3.11のときも首都圏ではほとんど停電は起きなかった。
あったにしても何日も続いて困ったということはほぼない。
タワーマンションに住もうなんて言う人は、そんなリスクは考えない。
もし、災害などでエレベーターが止まれば諦めるというわかりやすい選択肢なんだね。
それはそれ、眺望の素晴らしいマンションに住む心構えでもある。
私は古い考え方なので、マンションなどは一戸建に住めない人の仮の棲家と思っているのだけど
実際は5000万円8000万円という価格、さらに家賃のような共益費や修繕積立、
一戸建より高いと言われる固定資産税など、ずいぶん話は違ってきている。
上下左右壁一枚で仕切られた箱の中に住むような形態は好きになれない。(笑)

暑いし体調悪いし、老害

いやはや、毎日暑いのである。
すっかり体調を崩してしまった。
とは言っても寝込むほどでもない。
まあ多くの人が感じている夏バテだな。
顕著な例が腹の具合が悪い。
特に胃の調子。
普通の量を食べても食べ過ぎのようにムカムカする。
おかげで大好きなお酒の量も減ってしまった。
この暑さなのにビールや缶チューハイを飲みたくないというのは
ある意味重症だ。
先日、胃カメラを飲んだ。
軽い胃炎の診断。
まあ、それ以上重篤な病気はないそうなのでとりあえず安心なのだが。
次に、排便にも苦しむ。
出なかったり、薬を飲んで出そうとするとひどく下したり。
エアコンのないトイレで長い時間踏ん張っているのも大きく体力を消耗する。
さらに慣れないエアコン生活。
部屋の温度はだいたい28度ぐらいではあるが
ほぼ24時間、寝るときもずっとなもので
軽く喉が痛かったり鼻水が出たり。
腹の調子が悪いのもそのせいかな。
ああ、年をとると体調の話がくどくど長くなる。
さて、
数日前からテレビではサングラスをかけた78歳のじいさんのインタビュー映像ばかり。
数日前に私がここで書いた人間像そのままだった。
本人が言っているように罪の意識はまったくないし
実際、悪いことと言ってもたかが知れた罪の重さだ。
基本的にはいいじいさんなのである。
ただ、ちょっとしたことでカメラの前でも声を荒げたり
普通のおじいさんではあるが、あんなのが上司にいたら下の人間は大迷惑だわな。
カンロ飴を口に突っ込んで静かにさせておくのが得策と考えるのは自然だ。
フルーツやお菓子は執行部の指示だと言う。
つまりあのじいさんと一緒にいる立場の人にとっては、
ニコニコ静かにしていて欲しいというのが切実なんだろうな。
こんなにみんながあなたのことを崇めていますよ、とお菓子やフルーツや飲み物や
ちょっと高価な椅子を用意されて、いい気持ちになれるじいさんなんだ。
マチュアスポーツとしてはそんな手間やおカネを選手育成に使うべき
と感じて欲しいところなんだけどね。
モウロクしたじいさんにそれを求めるのは無理だな。

東京医大、ボクシング連盟

東京医大については女子受験生の点数を操作したというニュース。
さらに、文科省の高級役人は高級な飲み屋で一回50万円級の接待を受けていたとのニュース。
ボクシングについてはいろいろな不正について。
これらに共通している事がある。
コイツラは高校生、もしくは20歳ぐらいの若者たちを食い物にしているということ。
直接カネをむしり取るようなことはしないが
間接的には若者やその親からむしり取ったおカネで豪遊している。
ボクシングの会長もかなりの頻度で高級な飲み屋で豪遊していることがわかった。
ここでの登場人物は十分な地位と既得権益があって
かなり自由な言動ができたのではないか。
だから少しでも気に入らないと、叱責、降格左遷などの社会的に制裁する。
本当はいいこと悪いこと含めてそっとやるのが本当のワルなんだけど
この人達は、部下や周囲の人がわかるように悪さをしている。
基本的に悪いと思っていない。
自分の地位に与えられた特権だと思っているから捕まるわけで。
政治家は二世三世議員が問題視されている。
しかしながら、そういう人たちは案外うまくやっている。
問題発言を起こすような人は努力で勝ち上がった人が多い。
元々が平民、貧乏だった人が、勉強していい大学を出て
素晴らしい国家資格をとって、というのは人生としては悪くないが
こういう人に特権意識ができやすい。
努力して掴んだのだから、というプライドがありありである。
万一、私がなんかの会長にでもなったら相当威張りくさるだろうね。
それだけ私は元々がなくて、小物だからである。
もう一つ
権力と富の集中でよく話題になるのが、IT社長。
最近のワイドショーではZOZOTOWNである。
大きな豪華なお家やフェラーリを自慢するのはまだかわいい。
美人女優と交際しているとか、プライベートジェットを自慢したくなるようだ。
さらに興味深いのは、炎上を楽しんでいるし逆に利用している。
そもそもが彼らは何も悪いことをしていないわけで
どんなに突かれても最後は「金持ちだから」で終わってしまう。
炎上すればするほど、マスコミが騒ぐほど、ZOZOTOWNの知名度は上がって
ますます儲かるわけだ。
最初は自分のアカウントを削除しようとした有名女優が
またまた消す前と同じような内容をアップしていることからもわかる。
テレビの番組を作る人間たちが視聴者は基本的に馬鹿である、と思っているように
ITの人たちはSNSで騒いでいる人たちは基本的に馬鹿である、と思っている。
犯罪や不正をしてケツに火がつかない限り、馬鹿がせっせとコメントをアップしたくらいでは
痛くも痒くもないのである。
ZOZOTOWNの食い物にされたくなければ「金持ちはいいなあ~」と聞き流すことだな。

今日の無駄遣い、サザン海のOH YEAH!

サザンオールスターズのベスト盤
海のOH YEAH
今日発売である。
先程配達された。
中にCDが入っているとは思えない細長い箱である。
写り込んでいるエイリアンBDは関係ない。大きさの比較のため。

宅配のいつものお兄さん。
「いつもどうも」の挨拶の後
「これサザンの新しいCDですよね」という。
「ああ、今日発売のやつ」
「営業所にこの箱がたくさんあって、今日私の配達でも3個あるんです」
「売れてるみたいだからね」
「なんでこの大きさの箱なんですかね」
「初回限定の付録が入っているはずだよ」
「営業所の仲間が言うにはポスターが入っているとか」
「えっ、そうなの?!」

部屋に戻って開梱、確かにポスターらしきものが。
外装用の紙ケースが入っていた。

サザンのファンの私にはベスト盤なんで曲目に目新しいものがあるわけでもなく
すいか、ハッピー、海のyeah、とサザンのベスト盤をなんとなく購入してしまうのである。
ああっー、無駄遣い。4000円もした。

火星


先週撮影した別府湾。
安物のスマホなので夜景などこの程度なんだけど。
ポイントは空に一つだけ見える星。
火星である。
ニュースではまるで今日限りの天体ショーのような報道。
彼らには火星の大接近がなんなのかわかっちゃいないなあ。
確かに今日が最接近日であることは間違いないが。
惑星は太陽の周りを一定周期で公転している。
外惑星は地球より公転周期が遅いから、急に消えてなくなるわけではない。
火星は数ヶ月前から明るく光っていた。
今月に入るとマイナス2等になって月の次に明るい天体になっている。
別に今日でなくても観測は十分可能だったし、明日からも見られる。
月食みたいにその日限りの天体ショーではないのだよ。
その皆既月食は台風のおかげで見られなかったが。
今年は木星土星と次々に接近して夜空は賑やかだ。
ちなみに
接近とは地球が外惑星を追い越すことである。
内惑星なら追い越されるということか。
火星は楕円軌道のため地球との距離が均一ではない。
そのため追い越すタイミングで大接近とか少接近と区別している。
ちなみに
月と地球の距離も大小がある。月も楕円軌道だ。
先日の満月は台風で見られなかったが、実は小さかった。
月の距離の変化・・・近地点と遠地点という。
月の楕円軌道の遠い部分で40万キロ以上離れている。
スーパームーンのときは35万キロ台まで近づく。
今回の満月は37万キロである。
ただし夏は低い空を通るのでそんなに小さくは感じないが。

あぢー


とにかく暑いのである。
先日もここで書いたが、旅行中に軽い熱中症になった。
そもそもが
例年梅雨明けは7月20日前後。
それから猛暑が始まり8月下旬には夏バテというのが例年。
ところが今年は6月に梅雨明け。
すでに猛暑に1ヶ月さらされている。
身体はすでに8月下旬なんだなあ。
子供たちは夏休みの宿題の追い込みの時期だ。
ところがまだ7月なんだよね。
日本人が持つ四季のうつろいを破壊している気候なんだ。
当然、農作物への影響もあるだろう。
温暖化の行先は文化の破壊なのかもしれない。
もう一つ
庭先のミニトマトがいよいよ赤くなってきた。
こまめに水をやってはいたが、この日照りである。
黄色くなった葉っぱも目立っているが、ナントカ先週から食べられるようになった。
水やりしながら、何個か口に入れた。
日向では35度、生暖かいトマトである。
きゅうりも栽培しているが、今年はほぼ全滅。
猛暑の前に数本食べたが、このところ開花しても実が大きくならない。
そのうち野菜も高くなるだろう。

アマチュアボクシング

テレビではワイドショーで全局総力取材しているように見えるが
ネタ元はみんないっしょだった。
ネットニュースのヘッドラインからはすでに消えているし。
アメフト、ボクシングに限らずスポーツにぶら下がって生きている人は多い。
プロスポーツならぶら下がるのは正義だが
マチュアとなると大義は金儲けではない。
だからいろいろな鎧をつけて金儲けをすることとなる。
マチュアスポーツに携わる人達を見ると
一番下には地元の子供会のスポーツチームや中高の部活がある。
99%はボランティアなんだけどね。
ところが、利権が発生するナントカ連盟とかが出てくるとややこしくなる。
本来この人達はボランティアであるべきなんだけど
他の仕事と掛け持ちするほど簡単でも楽でもない。
というわけで金銭の問題になってくる。
例えば、中高の部活でも生徒登録費、ゼッケン費、試合参加料などを
数千円単位で要求してくる。
大半は学校の仕事の合間に会計報告を作っている役員の教員と
顧問の教員のボランティア精神で運用されているはずだが。
大学や成人のスポーツとなると本業がアマチュアスポーツとなるわけで
違う意味で大変なんだろうなあ。
もう一つ
ワイドショーでもコメントされていたが
会長の贅沢の金額が低いのである。
せいぜい単品で数百円数千円のものを要求している。
悪人ではあるが、根っからの極悪人ではない。
昭和の貧乏人がちょっと偉くなった、というレベルだな。
多分本人に悪いことをしたという意識は皆無だろう。
今の老人問題の本質がここにある。
自分のこれまでの経験や実績は宝物、
居場所や椅子にしがみついて離れようとしない。
認知症に近い状況で運転しようとする老人にそっくりだ。
「わたしは大丈夫」「私の言うことに間違いはない」と言い切るのだよね。
私も年をとってそうなることを強く心配している。
(半分なっているか)
職場では私より20、30年下に「ちょっと聞いていいかなあ」といろいろ質問する。
どうせ給料が最安の私なので、ちょっとお馬鹿なおじさんという立ち位置のほうが
仕事はやりやすい。(笑)