小田和正

BSNHKで小田和正のロングインタビュー番組。
昨日、録画を見た。
なんと3時間である。
聞き手のアナウンサーが明らかに小田和正ファンであり
いいツッコミをしていて、あの気難しい小田和正から
うまいこと話を引っ張り出していた。
オフコースは89年解散だそうで、昭和の終わりを駆け抜けた。
オフコースは孤高のバンド、作詞作曲だけでなく
演奏アレンジまですべて彼らだけでやっていたという。
そのトンガリ度はハンパなく
テレビには一切出ない、タイアップもほぼ無し。
それがソロ活動を始めた途端にテレビドラマとのタイアップで大ヒット。
テレビでの露出も増えて、今に至る。
吉田拓郎小田和正は私が小学生の時に音楽に目覚めてからの付き合い。
どちらも第一印象は悪かったのだけど。(笑)
小田和正の歴史は私の思い出でもある。
あくまでも自分の思い出とオーバーラップするだけで彼に感情移入はできない。
彼は理系国立大、早稲田大学院卒の秀才、さらに音楽の天才。
自分と共通する部分がほとんどない。
今でもオフコースとして唯一映像化された1982ライブは年に何度か見たくなる。
(他にも映像はあるにはあるが、テレビではほとんどこの映像しか使わないね)

8月18日

盆休みが終わって、17日からは国道16号もトラックが増えていつものポイントで渋滞。
それでも、まだ休みのなごりか、交通量は今日も少なめ。
ちょっとだけ早く職場に到着した。
皆さんはお盆休みをそれなりにエンジョイしたようだが
我が家は夫婦でカレンダー通り出勤である。
前にも書いたがさすがに今週は職場の人間の大半が休暇を取っていて
建物内は閑散としている。
私もせいぜい書類を数枚作る程度の業務量、あとは戸締まり。
のんびり、と思っていたのだが先週からの大腰痛が誤算。
職場を往復するだけでも苦痛。
座っているだけでも痛い。
連休中から家ではほぼ寝ているしかなかった。
この苦痛は永遠につづくのかの暗い気持ちになっていたが
一昨日あたりからズキンとくる痛みはかなり緩和されて階段の昇り降りも楽になった。

ダラダラと腰痛について書いてしまった。
読んでいる人は他人の腰痛など興味ないな。
要は、お盆に何もエンジョイがなかったということだ。

さらに、お盆期間に出勤したのはいいが、なんと
会社のサーバーメンテナンスとかで連休から1週間ネットが使えない。
おまけに15日前後には断水まで。
早い話が休暇を取れということなんだな。
仕事や休暇を分散して、残業やモーレツな作業量を無くせばいいと思うのだけど
日本の社会機構なのか、それとも日本人の体質なのか
忙しいときはさらに仕事を上乗せ、休むときはみんなで休んで
道路も観光地も大混雑、というのが好きなんだな。
高度成長期はそれなりに大変だったが得るものも多かった。
夢よもう一度とバブル景気があった。
餌付けされてしまった動物はもう野生には戻らない。
次の餌をせがむだけ。
そう簡単に今の非効率な体質を変化させようとはしないね。

先日、後輩との話の中で
「ミニバンは非効率だ。大抵は一人で乗っていて無駄に椅子を運んでいる。」
「家族で旅行に行きたいときだけ、レンタカーでいいじゃないか。」
などと言うと、先輩は子持ちの大変さがわかっていない。
それぞれの家庭の事情がわかっていない。
と、強く反論されてしまった。
確かにこのご時世、ミニバンをばかにするのは天に唾するようなものだな。

大腰痛との戦いの1週間がもうすぐ終わる。
今日帰宅してから日曜までゆっくり寝ていたい。

戦争反対

終戦の日ということもあり、太平洋戦争の惨禍、
悲劇をテレビなどで見聞きする。
先日ひょんなことからネットで203高地の資料を見ていた。
日露戦争のいちばん有名な地上戦だ。
日露戦争は一応戦勝国となっているが、特に203高地での
日本兵の死傷の様子はひどいものである。
明治になってから日清日露戦争で戦勝を経験したため
昭和に入ってあの忌まわしい太平洋戦争に向かっていくことになる。
戦争が悲惨だ、むごいなどとローマ時代から言われてきたことだが
実は戦争は当事者にとっては、やりがいのある旨味のあるものなのだろう。
少なくとも、武器商人にとっては大儲けの美味しい話だろうし
アメリカやロシアにはそういう産業が国家を支える。
その上、アメリカで勃発している人種問題。
それだけでも殴り合い、殺し合うのである。
自分と考えや肌の色や宗教が違う人達を攻撃するのは、それなりにやりがいがあるのか。
日本やドイツは非戦闘員の一般市民が大量に殺されて
さらに戦争が終われば戦争裁判で責任者は片っ端から死刑になった。
憲法まで書き換えられて、戦争するなよと教えられてきた。
そんな日本も戦時中に生まれた人も入れれば国民の9割が戦争など知らない、経験がない。
もし北朝鮮が日本にミサイルを打ち込めば、世論は戦争へ向かうかもしれない。
もう1つ
先日のクイズ番組で秀才高校生に歴史で好きなのは何か、という質問に
「戦国時代」と答えた。
戦国武将や○○の戦いを美化する傾向があるが、実は日本人同士の殺し合いである。
当時、農民が兵隊にかり出されて死んでいった。
非戦闘員の多くの一般市民も焼け出されたり、殺されたとある。
戦国時代は実は忌まわしい過去なのである。
戦争反対、戦争の悲劇と口では言うのだけど、
私たちは何処かに戦争が好きな一面を持っている。

8月15日

世間では休日のようだが、私は出勤。
朝の道路は空いていた。
職場は多くが休暇で閑散としている。
書類を一つ、送信したところでほぼ業務は終了した。
天気予報は外れて朝からずっと雨が降っている。
エアコンがない部屋なので涼しいのはありがたい。
こんなに涼しいと困るのは農作物。
90年代、結婚した頃にお米が不作で高騰。
タイ米を購入した記憶がある。
今年もやませが吹いているのだが、西日本は例年並みの暑さだそうで。
米騒動にはならないだろう。
もう1つ
NHKスペシャルで戦争のネタ。
最近になって、軍部の責任を追求するようになった。
当時の責任者を名指ししている。
沖縄戦では多くの一般市民が犠牲になったが
その大半は日本兵に殺されたようなものだった。
人の命を軽んじた軍部の責任は重いのである。
アメリカの無差別爆撃は非人道的であったが、その裏側は日本軍の罪があった。
それを日本人だけが戦争被害者みたいなていで長年教え伝えられていたが
ここに来て、正当な評価をするようになってきている。
今の北朝鮮を浅はかで愚かだと私たちは簡単に評価できるが
75年前は、鬼蓄米英とみんなが叫んでいたのである。
政治と軍部のトップがバカだっただけでなく、間違った情報操作で
国民全体がバカだったということなんだな。
オバカな大臣のニュースネタを見ると暗澹たる気持ちになる。

関東で地震


腰痛が治らない。
今日はなんとか出勤。
当然だが職場は多くの人が休暇で閑散としている。
特に喫緊の仕事もなく、腰痛がひどくならない姿勢でなんとか過ごした。
帰宅したらいきなりグラグラと地震
ネットで調べてみると、震度が小さいのはおいといて
震源が我が家から近いところだ。
グーグルで探ってみると、震央は下総基地と出た。
滑走路の真下だろうか。
真下と言っても深さが110キロもあるので、ピンポイントで震央を特定することに
それほどの意味は無いが。
このところ、千葉県北西部の地震が多発している。
もともと利根川近辺は地震の巣ともいわれている。
不気味である。
もう1つ
 羽田発大阪行きの全日空便で12日、機内の気圧低下を知らせる警報が作動して羽田空港に引き返したトラブル
全日空によると、同機は午後6時25分ごろに羽田を離陸。高度約1万5000フィート(約4500メートル)で大島上空付近を通過中に、機内の空気圧を調整するシステムに不具合が発生
というニュース
8月12日、羽田発伊丹行き、午後6時発。
と言えばあの忌まわしい御巣鷹山事故と同じではないか。
それも、事故の発端は機内の減圧、伊豆大島上空まで一緒である。
今回は難なく無事に帰ってきたから良かったが、関係者はゾッとしたに違いない。
その御巣鷹山のニュースではJALの社員の9割以上が事故以後の入社だそうで。
実はゾッとしたのは50歳以上の関係者ということか。
山崎豊子沈まぬ太陽で描かれていた主人公は御巣鷹山事故では先頭に立って奔走したとある。
計算してみると現在80歳ぐらいだろうか。
昭和は随分遠くになってしまった。

寝たきり

11日より連休。
のんびり趣味でも、と思っていたが。
11日より腰痛がひどくなる。
これまでも、かがんだりするときにいてててと言っていたが
今回はいつもと違う。
座っていても痛い。
貼り薬も全く効かない。
寝ているしか無いのである。
高級なバスクリンを濃い目に入れた風呂にも浸かったり
ビタミン剤を飲んだり、ふとももの筋を伸ばしたり
すすめられた話を試しているが、痛い。
こうしてパソコンに向かって座っている時も鈍痛が続いている。
食事とトイレと風呂以外は寝ている。
月曜日は出勤予定だがせめて座っているだけでも何とかならないかな。

アイアムアヒーロー映画評

大泉洋は好きである。
まだ、名前が売れていなかった頃、
人気絶頂だったパフィーの番組でパフィーとの絡みは良かった。
軸足を東京に移してからの活躍は皆さんの知るところ。
どんな役でもそつなくこなす。
素晴らしい役者であり、バラエティでは素晴らしいタレントである。
という大泉洋を使っての映画、アイアムアヒーローである。
実はどんな映画なのか、前知識なしで素直に見ていた。
早い話がゾンビモノ、スプラッター映画だった。
アメリカモノでは、ゾンビやらバイオハザードやらこの手の映画は星の数。
ところが、実際見てみると見事にそれらを超えていない。
それどころか、ウィルスとかその原因や広がりなど
すべての考証を無視して、ひたすら大変だという。
さらに謎の女子高生の存在や病気も、何も解明しないままだし。
最後はショットガンを撃ちまくり、ゾンビを制圧してジエンド。
原作が人気のある漫画だそうで、あまり話をいじれなかったとすれば
原作がつまらないということか。
ところがである。
amazonなどの映画評をみると、平均点がかなり高いのだ。
海外で賞を取ったそうだし、私のほうが世間からずれているのだな。
もう1つ
ストーリーは理解しがたいが、それ以外はよくできていた。
まず、大泉洋以外に有村や長澤がいい感じ。
ゾンビのキャラクターデザインや特撮も良くできていた。
原作にとらわれずに、俳優の力量に依存することなしで、頑張って作れば
日本のホラーもここまでできるということなんだな。
見終わって残念感がいっぱいになったのは私だけか。

お盆時期


お約束のお盆渋滞である。
昨日の夕刻から始まっていた。
昨日は長期休日前の最終営業日ということで、
東京近辺の道路は首都高中心に大変な混雑。
都心に向かうクルマだけでなく東名に向かうクルマで
3号線下りは渋谷から渋滞しているとラジオで言っていた。
郊外の16号も混雑していたし、湾岸道路も台場から船橋まで混んでいたし。
お仕事のクルマだけでも増量なのにこれに帰省行楽のクルマが加わる。
以前から、わざわざ休日に大渋滞にハマりに行くのはオバカだと書いてきたが
よくよくメディアを見てみるとそういう論調はない。
お仕事のクルマは、自分の稼ぎ、もしくは会社の利益のためにしか走っていないが
家族を乗せて走るミニバンは、おカネをばらまきながら走っているわけで。
日本の経済のためにはおおいに良いことのようなのだ。
さらに渋滞なのに家族はみんな笑顔だし。
墓参りには普段はおカネをあまり使いたがらない老人が気前よくおカネを使うのである。
日本は平和なのである。
ちなみに我が家は朝から嫁さんの機嫌が悪い。

プール

五十路の声を聞く頃から水泳などしなくなった。
私は一応泳げる部類に入っている。
幼き頃の思い出を。
小学校に入学した頃、全く泳げなかった。
銭湯で浴槽で足を滑らせて溺れかけたこともあった。
水に顔をつけられないのである。
泳げない、カナヅチよりもっとたちが悪い。
夏休みの小学校の水泳教室はまさに地獄。
6級から1級までクラスが別れているのだが
6級は潜れて蹴伸びができるというもの。
私は1年生の時、0級だった。
2年生になって、困った。
6級クラスで2年生は私だけだ。
検定の日、死ぬ気で蹴伸び。
これがうまくいって晴れて6級になった。
もともと運動音痴ゆえ、泳ぎは得意というほどではなかったが
6年生のときは3種目25m、さらに自由形のタイムを満たして1級になった。
40代の頃まではダイエットのためににプールに通った時期もあったが
結局、帰宅してからのビールが美味しくなっただけでダイエット効果なし。
さらに
今となっては、大量の真水を使うプールは大金がかかる。
問題もあってで高校ではほとんどの学校でプールはない。
今やインターハイや国体も水泳の選手は一部の私立学校かスイミングの所属だ。
昔に比べると子どもたちの遊ぶ場所は少なくなっているということか。